【補色】ナイロンx革付属のショルダーの革縁取り部分補色

 カジュアルで実用向けのナイロンバッグを格上げさせる為に使われるのが「革付属」。少しのレザーパーツが加わるだけでグッとバッグ全体の印象が向上します。ただ、逆にその部分の劣化は全体のイメージダウンにに繋がってしまいます。今回はナイロンショルダーの革付属部分のみのメンテナンス(補色)をお受けしたのでご紹介します。


濃紺のマットな高密度ナイロンにダークブラウンの革トリミングしているバッグですが、経年の摩擦により革の色が剥げ落ち、劣化が目立っているので元の色に調色した染料を塗っていきます。

 元々のナイロン生地は汚れていなかった為、革の色が戻ることによりメリハリがつき、全体的に引き締まったキレイな印象になりました。補色の後は色止めしてオイルを加えることでキレイに仕上がりました。目が向く所に適切な「お手入れ」をすることで使い込んだバッグを手軽に好印象に仕上げることができます。

 こうした革の劣化を見ると「革って弱いのかな」「手入れ面倒だな」と思われるかもしれませんが、実はその逆です。もしこのバッグが革のトリミングをしていなかったとするとどうでしょう、経年の摩擦によりナイロンは汚れ、擦り切れていたかも知れません。そう!ボディが傷んでいないことこそ革のおかげなのです。さらに革は車のバンパー同様にボディをキズや摩擦から守り、それ自体が傷んでも補修可能というとっても便利な特性を持っているのです。
本件のように、一部のみ革を使ったバッグの部分補色も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

・革付属パーツの補色【6,000円】
・オイルメンテナンス【サービス】

6,000円(税別)
担当:店長 上野